作品展や今までわたしの作品を見てきた方の言葉を聴いてみると最近ひとつの共通点を感じるようになってきました。
それは「見た目の柔らかさと中身の強さ」
パステルアートは特徴でもあるのだけど「優しくて柔らかい」という色が出ます。
いろんなアーティストさんがいらっしゃるのですべて当てはまるとは言えないけど柔らかさを求めて「パステルアート」を選ぶ方が多いのは事実です。
わたしのアートもそうで、ぱっと見は「優しい」とか「柔らかい」印象を持たれるようです。見た感じ女性が好きそうなモチーフや色づかい
...なのですが...
なぜか男性がまじまじと見ていく...というのを作品展の時に知り、偶然かと思っていました。それはどうやら「Inner View T」でも「天使がまいおりる珈琲豆店」でもそうだったようで。なぜか男性がじーっと見ていくことが多かったと話を聞きました。
「見た目は柔らかいけど、線に力がある」「線に迷いが見られない」「一見優しいのに力強さを感じる」などなどの意見がよく聴かれるようになりました。
自分自身が描くアートのこと、自分自身が一番わからないので「わたしのアートはこうです」ということができないなぁって思っていました。
なので、こうやってご感想をいただくことは客観的なわたしのアートについての特徴なのだなぁと思います。
それを身近な人に話すと「あなたそのものやね」と言われます(笑)
見た目のふんわり感と実際に行動をするときの強さ。
芯があるのに見た感じそれを感じさせないのだそうです。損なんだか得なんだかよくわかりません(^^;
その線の強さや迷いのなさは、たくさんの悩みと葛藤の末にできたものだと思っています。
色や模様で楽しむ、今のわたしのスタイルも。
わたしでなければ伝えられないアートがあるとするならばそれはきっとゆっくり自分を認めてあげることのできるアート。
即効性はないけど、ゆっくりとじんわりと。そっとそばに寄り添うアート。
柔らかさも強さも女性も男性も、相反する二つを併せ持つ。
そしてわたしのマヤ暦KIN54のKINの書の一節のように。「私は魅惑するために分極化する」
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