モノクロ

むかし、「monochrome」という題の短編にもならないほど短く、ポエムにしては長く物語的な話を綴っていたことがある。

永いつきあいの方は覚えてくれている方もいるかも。


サブタイトルが「断片的な時間の連続の中に ボクらはいる」ってコトバだったのだけど、これが我ながら好きで(笑)

細切れの静止画がつながっていくイメージだった。そこには動きもなければ色もない。

"Timeless"
時間の概念のない世界。色も形も感じるままの世界。

モノクロはいつだってパラレルワールドへの入り口だと思う。

いかようにも描ける、いくつもの色への入り口。

白も黒も好き。白でも黒でもない。混ざったグレーでもない。

「私は魅惑するために分極化する」


断片的な時間の中で会える人や感じる想いがある。

目を閉じればそこに広がっている。