生活歴...わたしの仕事の重要な質問項目のひとつ。
永く生きていればそれだけ生活歴も永く深く、それゆえに聞く内容がおおざっぱになる。
10年の部分にフォーカスするのと50年の部分にフォーカスするのでは内容も違う。でも重要なことって生活歴の中に必ずある。
その方にとっての価値観やその人らしさ、オリジナリティ。
もっともっと本当はここを知りたいし、すごく興味があるのだけど、ある程度までしか踏み込まないのも仕事としての線引きをしているから。
そしていろんな人がその方に関わることで多面的にその方の歴史が見えてくる。
では自分は客観的に誰かに生活歴を情報として記された時に、どんなふうに書かれているのだろう?人からどんなふうに歴史を共有されるのだろう?そう見た時に、今自分が残している記録を考えてしまう。
主観を交えてないか?
わたしだから話してくれたことを大事にできているか?
でもこの場合のわたしは「わたし」ではなく専門職としてのわたしであることが前提の上か?そうやって原則を思い返す。
情報はほんと扱い方次第で、記録次第でいろんなことが起こりうるものだと思う。
だからこそ専門性を発揮する必要がある。
質問力も大切だけど、それをそのまま記録する力も大事よね。
...ってことをやれてるってことは案外いつでもフラットな状態に自分を持っていくことができるのかなぁ?なんて今更気がつく今日この頃。
いや、そうできないと仕事成り立たないし(苦笑)
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