4年ぶりの合同展にて感じること〜「光のタネ2019」その1

「Love&Art exhibition 光のタネ2019」

2019年3月10日に無事終了いたしました。


あれから5日。明日になると東京に行って1週間になります。

不思議と祭りのあと感はなくて...たぶん「光のタネ2020」につながってるからっていうのもあるし、持って帰った光のタネがいとおしく心の中に満ちているからなのかなぁって思います。


わたしね、2015年3月にも「星フル森」っていう3人展をしているんです。

そのあとにまとめ的に制作したポートフォリオみたいな小冊子。

表紙は3人で合作した作品です。

あの日のこと、まだまだ大切に覚えています。


きり絵のK-Taさんが切ってきてくれた作品の上にbonobonoさんといろんな素材を使いながら、3人でわいわい制作しました。

お互いの技術を持ち合って、一発勝負のセッション。

わたしから見る二人は心からその過程を楽しんでいるのがわかりました。


でも、当の自分はというと...「こうして失敗したらどうしよう?」とか「わたしが台無しにしたらどうしよう?」とか、不安もいっぱいで。

わたしが手を入れた場所、わたしらしい場所ってこうやってみるとどこにあるのかわからないくらい...セッションが怖かった。

今だから話せるのだけど、ほんと二人についていくことに必死で、3人展が終わった後の燃え尽き方はハンパなかったです。

それこそ祭りのあと(^^;

今回「光のタネ2019」でシェアアート書という、毎日来た人やアーティストみんなで作り上げる「書」の作品をやってきました。

芝陽さん(柴田直子さん)という書のスペシャリストがいて、その方や11人のアーティストがいろいろと導きながら、みなさんとともにセッションして描いていくアート。

これは9日にわたしもはじめて参加した「シェアアート書」です。

こっちは「光のタネ2019」のアーティストで描いた書。

もう、ほんとこの合同展そのものをあらわしてるなぁって思いました。


わたし、この書に筆を入れる時もすごく緊張して、同じように不安を感じたんです。

「台無しにしたらどうしよう?」

でも4年前のそれとは少し違っていて、「調和したい」っていう「全体を感じたい」っていう想いが強かったなぁって思います。


この感覚っていうのはきっとなんのセッションでも同じで、音楽にしてもアートにしても、リアルタイムな「今」の自分が「全体」と調和するということ。

どうしても緊張や不安が先立ってしまうけど、一歩引いて周りを感じてみたら、自分のあり方・立ち位置・自分らしさという「自分」をきちんと持った上での「全体という世界」を眺められる。

それを今回の合同展で感じてきました。

次の「光のタネ2020」でそういう感覚も一緒にご案内できるなぁって思っています。


あ、ちなみに「シェアアート書」のワークショップを芝陽さん、されています。

”墨照庭 書アートプロジェクト 〜筆と墨と和紙で表現を楽しむWS〜”

興味のある方はぜひ♪


そして次の「光のタネ」とは別の、福岡で開催する合同展に向けて...

7月あたりになりそうです。星や宇宙、神話などをテーマにした合同展をします。

「アートは日常をしあわせにする」が合言葉。


こちらの合作を制作するとき、今までにない幸せと調和を感じました。

「わたしでいいんだ」って思えたの。

4年かけて成長したなぁって思います。


7月の合同展も来年の「光のタネ2020」も楽しみますよ♪

一人じゃないってステキなことです(*^-^*)