作品展をする自分の中での意味とか目的って...

6月14日からはじまる作品展「にじいろの世界」についてなぜ作品展をするのか?と自分と対話することが多々ありました。
作品展って華やかにも見えるけど、実は地道な作業がたくさんあります。

グループ展をしてるからそれを知ってるけど、それまではまったく知らなくてただ観客として「すごいなぁ」「立派なだなぁ」って感心したり時には心の中で酷評だったりもしたり...


観客だっただけのときはその裏側の作業に対してだったりメンタルに対してだったりわからないことや想像もつかないことが多かったなぁって思います。


グループ展のときのようにともに支え合う仲間は、今回はいません。一人でどうして作品展するの?って何度も自分と話をしては落ち込んで。やろうと決めた自分はどこへやら((((^^;


作品展をしたいと思ったのは

1)グループ展から2年すぎて、あれから自分はどれだけ描けるようになったか見てほしいと思ったから
2)小幡記念図書館の広い壁面をにじいろに染めたいと思ったから
その2点です。

「にじいろ」なのはもう決めていたことでした。

そうしたいと思ったら、そうできるようなテクニックや技術を習得できる時間ができました。

それをとにかく磨きたいって思いました。


まだまだ中途半端な技術で落ち込みそうになるけどその技術やテクニックを伝えてくれた方たちへのリスペクトは忘れずに制作しています。


わたしのオリジナルの作品じゃなくて、教えてもらって描けるようになった作品を展示するのってわたしの作品展じゃないんじゃないの?っていう想いにかられたこともあります。


自分でハードルをあげたり、首を締めないで、今の自分が描ける範囲で、描ける技術で、どれだけ描けるようになったか観てもらえたらそれでいいやんって今は思ってます。

気持ちとしては子どもの時のエレクトーンの発表会と同じ感覚(^-^)

音楽だって作曲者は自分じゃなかったりするけどそれを自分でどう表現するか?うまくメロディーにできるか?って。それと似てるなって思ったんです。


まったくの美術関係経験なしから、不思議と導かれたこの世界で「まさかわたしが?」からはじまったグループ展をへて「もうやっぱり無理だよ」って思った真っ暗な時間もありつつ「誰かのきっかけになれば」って活動をしはじめて


今の自分を出せたら、もうそれで目的達成なんじゃないかな?と。

観てほしいにじいろの世界を伝えられたらいいな。