「rain」っていうのがはじまりだったなぁと。
わたしがこうやってネット上にいるきっかけになったのは「rain」という映像なんです。
もうたぶんどこにもないけど、2003年頃「音楽と詩と映像」で作られた、今でいうところの動画を見たのがはじまり。
わたしもホームページを作りたい!音楽活動してみたい!と思った。
結局リスナー側にまわったけど、それはそれでステキな出会いがたくさんあったなぁ。
歌うことも曲を作ることもできなかったけど、「詞を書くことができる」というのはそこでわかったこと。
ホームページはほんと自力で調べまくって、無料のレンタルサーバーだとかBBSだとか、ステキだなぁって思うサイトを見つけてはマネしてみようとしてみたり。
素材を集めまくったり、自分でAdobe使って画像を作ったり。
すべては「rain」からはじまったんだなぁって思い出す。
動画って今じゃ身近で、いろんな人が作ってるけど、ホームページでそれを作品として公開してる人は当時そんなにいなかったんじゃないかなぁって思う。
音楽だってmidiの時代。mp3をはりつけるだけで重たくなる時代。
どうやって作ったらいいんだろう?Flash?とかって勉強もしてみたし。
でもその憧れていた気持ちを忘れるほど、ホームページに興味がなくなった。
きっと追いかけたい背中ではなくなったのよね。
自分の中で何かが完結したんだ。
終わったって思ったのは、その背中を越えてしまった現実を受け入れたからだと思う。
そうこうしているうちにブログが流行りはじめて、mixiが流行りはじめて。
なんだかネットと距離を置きたくなって離れてみて。そして再び戻ってきている。
今、憧れて「こういうことがしたい」って突き動かされることってないのかもしれない。
必要にかられて新しい形のホームページを模索したり、ブログのカスタマイズを考えているけど、「おぉーーーー!!!!」って思いながらやっていたあの頃が懐かしい。
もしそういう「突き動かされるもの」に出会ってしまったら、わたしどうなっちゃうだろう?
周り見えなくなって突き進む可能性もあるよね(^^;
でもそういうものに出会いたいって無性に思う日もある。
追いかけたい背中。
届かなくてもどかしくて背伸びして、いつの間にか自分が限界だと決めていたものを越えているようなそんな背中。
そのうち出会えるかな...「rain」から今につながっているのだもの。
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