色で癒されるってどういうことなんだろう?

わたし「パステルカラーセラピスト」という肩書きで現在活動しているのですが、「セラピスト」にどうしてもなじめない...(^^;

セラピストってそもそもどんなことをするのかなぁ?って調べてみました。

セラピストとは身につけた知識と技術をつかって心身を癒やす、治療技術の専門家です。

ほうほう。ケアマネが思うところのセラピストって「理学療法士・作業療法士」っていう感覚が強いのです。

なのでいわゆる「癒し系セラピスト」ってどうもなじめない感じがあるんだろうなぁ...

癒し系セラピーは、治療ではないことから、医師が行うサイコセラピーとは異なります。しかし、「能動的」という側面は共通しているように思います。そして、その能動的という側面は、これからの心の仕事にとって、とても重要です。

カウンセラーの立場はあくまでも「受け身」で、クライエントが自ら成長するための手助けをするのに対して、セラピストは何らかのアクションをおこす!ということよね。

それってツールを使うことってこと???


...ますますわからなくなってきた(苦笑)


パステルアートでのセラピーはなんとなくわかりやすい。

描くのはクライエント本人だもの。


セラピストは描き方の方法を伝えたり、描くことで「すっきりした」とか「わたしでも描けるんだ」とかっていう着地点が見えやすい。

心身に働きかけた感がわかりやすいし、なにせ描いたアートが残るのが証拠になる。

では色のセラピーって?色を選ぶのはクライエント。

色の意味を伝えるのがセラピスト???

どちらかというとじっくり聴いて共感して受け止めて...カウンセリングに近い気がする。


カラーセラピーを受けたからといってその場で「あぁ!」って気がつく人も入れば、後からじわじわ来る人もいる。


カラーセラピストはセラピストじゃないっていう話ではないので誤解しないでほしいのだけど、「色で癒されるってどういうことなんだろう?」って一瞬身構えちゃいませんか?

ダイレクトに癒された感を感じたいときだったら「心」ではなく「身体」へのセラピーを選んでしまわない?

カラーセラピストの仕事ってこの辺が弱くて単独だと難しいっていわれる所以なのかなぁって思うのです。

色の効果は確実に心理的にあるのに、癒されたって実感とか結果がわかりにくい。


美しいカラーボトルを見るだけでもうそれは「癒し」なのかもしれないなぁ。

「カラーセラピーを受ける」という行為だけで、もう癒しなのかもしれない。