キレイなとこばかりじゃない世界

SNSをちょっと斜めに見てみた。あ、画面を斜めにしてるってわけじゃないよ(笑)

mixi全盛の前、「ソーシャルネットワークサービス」ってコトバについて「???」って思っていた頃。

ネットの大先輩に「ソーシャルネットワークサービスって何ですか???」って聞いたのを思い出す。


よくわからずに「とりあえずやってみるか」くらいの気持ちではじめたmixi。

当時はまだ会員制で、誰かの紹介がなければ登録できなかったんよね。

なんだかその閉鎖的な感じがわくわくした気がする。なんかヒミツの場所的な(笑)


どんどんmixiもオープンになっていって、その中でイヤな想いもして、実生活もちょうど結婚や出産や育児で「時間がない」とそれを言い訳にして離れていったSNS。

だからFacebookやtwitterがはじまった頃はすごくナーバスになってた。

正直「めんどうだな、発信するの」ってロム専門になって。ブログも閉鎖後にちょっとホッとしていた。

今、SNSやブログをはじめて一段落して再び思う。

「表面ばかり見てちゃダメだな」


発信する側に戻ってみると自分の偏りに気がつく。

いろんなところをまんべんなく見ていた気になって、本当は一部しか見ていなかったことに気がつく。


あがってくる記事や内容に踊らされてちゃダメだな。

自分は自分で感じることを守らないとダメだな。


キレイな話がどうしても目につくけど、実際の生活ってそんないいことばかりじゃないもんね。

しんどいことも悲しいことも、腹が立つことも情けないことも、たくさんあるもんね。

でもそういうことって書きたくないもんね。


楽しいこととかわくわくすることとか、キラキラしてるとか。

周りを見るとそんなことがたくさんある。そればかりの世界だとつい錯覚してしまう。


一度ちょっと離れて、斜めに構えて見てみると広い世界にいた気になっていた自分に気づく。SNS恐るべし。

そしてまたいつか新しいシステムができあがるのかもね。


新しいものに、人が流れていく方向に、情報の動く方向に、ついひっぱられてしまうから。